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【無職あるある】失業生活は不安で辛い。無職の人の特徴。

無職イメージ

失業している期間って、とにかく不安で辛いんですよね。

この私も1年ほど無職だった期間があり、アルバイトをやったり辞めたりしながら職を探しておりました。

その間、考えることは「なんとかなる」っていう変な自信と、死にたくなる気分が交錯すること。

今なら死ぬ必要はないと確信できるのですが、無職の時期って相当まいっているので判断力も完全に狂っています。

仕事なんてたくさんあるのに、当時は本当に選り好みしてた・・

ということで、今日は無職の人「あるある」とその特徴について語ります。

無職の人の特徴とあるある話

そんなバカな自分の無職時代を振り返ると同時に無職の人の特徴もご説明します。

現代の日本なら仕事は絶対あるので、簡単に仕事や住む場所を見つける方法も最後にご紹介します。

無職は朝目覚めると不安と絶望にさいなまれて辛い

無職の人って基本的にドラキュラみたいな生活している人が多いんですよね。

朝が来ると不安になります。

というのも、朝になればみんなが学校に行ったり働いたりしているから。

自分だけ何もしないで部屋の中でもぞもぞしていることに不安になってしまうのです。

世の中において行かれる!

昔の友人達は今頃会社でバリバリ働いて出世したり、稼いでいたり、社内恋愛したりしているんだろうなと考えただけで絶望を感じます。

そのため、昼くらいになってようやく布団から抜け出します。

夕方まではあと6時間くらいと思うと精神的に楽なのです。

だって夕方になればみんな仕事から帰ってきますよね。

みんなが働いていない時間帯は罪悪感から逃れられるのです。

こんな生活を繰り返しているので、だんだん夜型人間になっていきます。

そして極端な夜型人間になったことにまた絶望するのです。

晴れている日は特に不安と罪悪感を感じる

無職の人は晴れの日に罪悪感を感じます。

晴れていれば普通の人は外出して買い物したり、打ち合わせに出かけたり、デートしたりしますよね。

無職の人はそれが耐えられません。

他の人は晴れの日に活動しているのに自分は何もすることがないからです。

晴れなのに家にいるしかないという状態が、もう不安で仕方ないのです。

逆に雨の日はホッとします。

雨の日はみんな外出しないで家にいることがおおいですよね。

みんなも家にいるなら自分が引きこもっていても問題ない!

と、なんか自分を勝手に正当化してしまいます。

土日祝日はホッとする

雨の日にほっとする理論と同じように、土日祝日も無職の人はほっとします。

というのも、普通の人も土日祝日はお休みして家でゴロゴロしているはずなので、自分がゴロゴロしていても不安にはならないのです。

自分勝手な考え方ですが、無職の人の心は相当弱っていますので、こういった思考回路になるのです。

求人サイトに目を通しただけで達成感を感じる

無職の人間は、毎日に達成感が何もないので、小さなことでも達成感を感じることができます。

よくあるのが、仕事を探そうと求人サイトを開いて1時間くらい見ただけですごく達成感を感じます。

いろいろチェックした結果応募するべき仕事がないとさらに達成感を感じます。

逆に応募した方がいいなと思われる仕事ややりたい仕事が見つかると不安になります。

というのも、応募した方がいい仕事というのは、人生を前に進めてしまうことになるからです。

応募して落ちるという失敗。

応募して受かってしまい社畜になって奴隷となる不安。

この相反する二つの考え方が頭の中で渦巻くからです。

そのため、やりたい仕事を見つけようと求人サイトを見ることは見ますが、結局何もみつからないとほっとします。

だって、見つからなければ社会が悪い、企業が悪いと、他人のせいにできますからね。

自分が無職に甘んじている現実から目を背けることができるからです。

無職の人間の思考回路は本当に自分勝手です。。

無職だとたった1社に応募しただけで勇者になった気分

こうしてやりたい仕事を見つけて、応募しようかどうしようか1週間くらい迷います。

迷ったあげくに求人サイトを開いて、目当ての仕事がすでに削除されていると逆にほっとしたりします。

人生を前に進める必要がなくなるからです。。

とにかく社会に出て人生を前に進めることがとても不安なので、社会にでなくてもよい免罪符があればそれにしがみつきます。

そうこうしているうちにも不安はつのりますので、ある日思い切って求人情報に応募することにします。

1社に応募しただけで、全力疾走したくらい疲れます。

でも達成感はハンパないです。

無職の俺でもやればできる!と突然の自信過剰が炸裂します。

やっと見つけたバイトを1日で辞める

若ければバイトの仕事はすぐに見つかります。

しかも正社員の求人よりハードルが低いので、無職の人間でも結構簡単に応募できる。

もちろん相当おかしな人間でもない限りバイトはすぐに受かります。

しかし、バイトに行って働いているうちに、この歳でバイトしているなんてどれだけダメ人間なんだっという思考に陥ります。

とにかく正社員にならなければと焦りはじめます。

最悪、バイトを1日で辞めることも珍しくありません。

さらに悪いことに、バイト先からの連絡には絶対出ません。

特に一人暮らしで無職だと、嫌なことから簡単に逃げられるため、こういった負のループを続けやすくなってしまいます。

電車に乗っただけでフルマラソン並みに疲れる

ごくたまに電車に乗ったりすると大変です。

大勢の乗客、ターミナル駅の乗り換えや歩く速度の速さなど、無職でニートの人間には刺激が強すぎます。

働き出すと毎日こんなハードな生活を送る必要があるのかと考えただけでクラクラします。

こういった社会の不条理に我慢することができません。

こんな生きにくい社会なら無職の方がましではないか?という勝手な思考にとらわれて結局就職活動を後回しにする言い訳にします。

とにかくお金が無いから何をするのにもためらい余計に貧乏になる

無職の人ってとにかく貯金がなくてギリギリで生活しています。

そのため、就職に必要なものを買うのをケチる傾向にあります。

どうしても必要な面接用のスーツや革靴なんか、大学生でもきちんとしたものを揃えているのに、そういった物にお金をかけるのを極力避けます。

その結果、3年くらいクリーニングに出していないような古いデザインのよれよれスーツで面接に行って、嫌われて帰ってきたりします。

また、食費も簡単に削れる部分なのでできるだけ安い物が中心の食生活になります。

当然肉や米は高いのであまり食べられません。

そのため、どんどん痩せて貧相になります。

私も無職のころは、一パック34円のモヤシを買って主に食べていました。

モヤシは日持ちがしないので毎日スーパーに買いに行くのがとても恥ずかしかったものです。

こうして貧相になっていくので、顔に死相が出てきます。

そのため、面接に行っても雰囲気が悪いのが伝わるため必ず不採用になります。

こうして無職でお金がないとどんどん貧乏に拍車がかかります。

サラリーマンやOLが活躍しているドラマを見ると遠い世界のような気がする

テレビをつけてバラエティで芸能人を見る分にはなんとも思いません。

だって一般人とはかけ離れた世界ですもん。

でも、普通のサラリーマンやOLが主人公のドラマを見たりすると、急に現実に引き戻されます。

ドラマの世界は虚構だとわかってはいるのです。

しかし、きっと世の中の会社という箱の中では、自分に自信があって素敵な男女が仕事したり恋愛したりするんだなと悲しくなってきます。

自分とはかけ離れた遠い世界。

それは会社!同僚!

無職のくせに突然自分はもっとできる人間で、なんとかなると思う

厨二病みたいなものだと思いますが、20代後半にもなって無職でいても自分の中で時々無敵感みたいなものがわいてきます。

本当の俺はすごい!みたいな。

今は困難に直面しているけど、何とかなるというそういう考え。

求人サイトで応募するのさえビビっているくらいの底辺の人間なのに、自己評価は天より高くそびえ立っています。

結局、こんなすごい自分を理解できない社会がよくないと、他人のせいにしていきます。

社会から取り残された人達が時々思いもよらない犯罪を犯したりしますが、その気持ちはとてもよくわかります。

自分も一歩間違えば同じ人間だなって・・

本を一冊読むと偉くなったような気がする

無職の人はとにかく暇で時間があるので、何かをしていなければ精神が正常に保てません。

そのため、擬似的な仕事をはじめたりします。

私の場合は本を読んだり掃除したりすると、なんか充実した人生を送っているような錯覚に陥りました。

人よりたくさん本を読んでいる自分はすごいなとか、そういう感覚。

実際には、社会で働いている人達の方がもっとたくさんの本を読んだり勉強したりしています。

そういうことに思いが及ばないのです。

とにかく自分しか見えない。

自分にしかフォーカスしないから比較できるものがどこにもなくて、いつまで経っても子供のような甘えた心を持っているのが無職の特徴です。

足りなくなった日用品を買いに行っただけで偉くなったような気がする

同じように、ちょっと近所に買い物に行っただけですごく偉くなったような気がします。

はじめてのお使いと同じですよ。

何でもいいからちょっとした仕事をすることで、社会の一員になったような気がするのです。

ここでもやはり心が成熟しきれていないことが無職でいる原因のひとつだし、無職でいる不安がその未成熟さをさらに強固にしていきます。

家族や友達と疎遠になる

無職だと当然家族や友達とは疎遠になります。

現在の自分の状況をとても知り合いには話せません。

無職だと心の中に見えないカースト制度が構築されるからです。

一番出世している友達や、結婚している友達を頂点として、最下層に甘んじている自分自身が本当にみじめ。

友達に会うとということは、そのカースト制度を再認識することでもあるため、絶対に連絡なんかしません。

もちろん同窓会になんか顔を出すことは不可能。

夕方になるとホッとする

夕暮れ時に日が沈んでくると気持ちはより暗くなりますが、また別の感情がわき上がってきます。

ホッとします。

なぜかというと土日祝日のときの心境と一緒。

まともに働いている人達も夕方になれば仕事を終えて帰宅しますよね。

みんな働いていない、この状態がとても心地よく感じます。

みんなが働いていないなら自分が無職でも問題ないと、問題をうまくすり替えられるからです。

しかも、夕ご飯の時間になると、さらにこの気持ちが強くなります。

というのも、夕ご飯は誰にでも与えられた正当な仕事をしているような時間です。

遊んでいるわけではないし、だから無職でもOKというちょっと不思議な思考回路になるのです。

夕暮れ時、夕ご飯の時間は誰にもとがめられない素敵な時間なのです。

寝るときに目が覚めませんようにと祈る

無職の人は昼間の明るさに耐えられません。

明るいうちはみんなが活動している時間だからです。みんなが活動している時間に何もせずに部屋で体育座りをしているだけで涙がこぼれ落ちてきます。

そのため、夜布団に入るとも二度と朝が来ませんように、とお祈りします。

最悪、そのまま目を覚まさなかったどれだけ楽かと、そう考えます。

そしてまた朝が来る

しかし、必ず朝はきます。

朝は無職の人間にとって過酷な時間です。だれもがまともに会社や学校に向かって歩いて行く足音が聞こえるからです。

ほとんどの人達が当たり前にできていることができない!

この絶望。

とにかく死にたくなります。

自分の経験からで言うと、

人はどんなときに死にたくなるかというと、よく晴れた朝のような気がするのです。

晴れた朝は死にたくなる。

無職で不安なら絶対採用される仕事につけ

思えば無職の時は過大な目標と地位を目指してなんだか就職活動していたような気がします。

たとえ大学を出ていたとしても、社会で働けないならたいした人間ではないのです。

それを大学を出ているからより良い企業に入らなければおかしい、という変な思考に陥っていました。

まともにその時の状況を考えればアルバイトでも派遣社員でも何でもいいから働いているだけで素晴らしい一歩だったのに、と今では思います。

そのため、現在無職の人達に伝えたいのは、何でもいいから働けと。

プライド捨てろ!それだけ。

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