
工場派遣のお約束といえば、入ってみたはいいけど職場も人も合わなかったということで、突然バックレる人がいる問題です。
実は私も若い頃は派遣をバックレたことがあるので、夜逃げした人のことは痛いほどわかります。
辞めるのは別に問題ないけど、バックレはどうかな、
と思いましたので、今日は日研トータルソーシングを辞めたい人へ向けたブログを書きます。
日研トータルソーシングを辞めるのはどんな人か
日研トータルソーシングは製造派遣の仕事がメインの大手派遣会社です。
ホームページを見てもわかりますが、自動車、半導体、電気、機械、化学、食品、住宅関連など幅広い業界へ派遣社員を送り出しています。
※こちらに日研トータルソーシングの特長について書かせていただきましたが、むしろ良い派遣会社の部類です。
会社としてブラックかどうかというのは、全くないと思います。
というのも日研トータルソーシングくらいの大手になると、ブラックであることが知れ渡ると人の採用が困難になるためです。
私の持論ではありますが、採用された企業をブラックかそうでないかを判断するのは、結局本人の考え方次第というところがあります。
メンタルが弱い人の場合、ちょっと怒られただけでブラックだ!というのが落ちですし、有給が取れないというのも実は本人が遠慮している場合もあったりします。
それほ上司や担当者に言えないからネットで声を上げてうさを晴らしているという人が多いです。
もちろん、まっとうなといったらおかしいですが、確かなブラック企業もありますので、そういう会社はすぐに辞めた方がいいですし、辞めることでなにか自由を奪われるようなことがあるのであれば、バックレることも私は賛成です。
しかし、ほとんどの会社は真面目に仕事をしていますし、ちょっと恫喝されたりというのはどこの会社でもおかしな人は何人かいるので、あるのかなと思います。
さて、日研トータルソーシングですが、求人サイトの仕事情報をざっと見ましたが、自動車関連の求人がやはりかなり多いです。
名だたる自動車メーカーへの派遣もたくさんあるようですが、下請けの部品工場の仕事も掲載されています。
だいたいにおいて、自動車関連の仕事はきついことが多いです。
特に組立の工程は力仕事がありますし、納期に迫られることもあります。
その勢いなので、職場もちょっとギスギスするのは仕方ないですし、失敗したら怒られるのはあたりまえ。
だから、一緒のタイミングで20人くらいに入社した人達が、一ヶ月で5人になっていたなんてことはよくあることなのです。
みんな合わないから辞めた。
ということです。
派遣会社に登録するというのは、そういうことでして、嫌なら辞める、続きそうなら様子を見て続けるという、そういう働き方です。
続けていけば当然ながらお金も貯まりますし、結婚もできるかもしれません。
ただ、無理して嫌な仕事を続けるのは私もすすめません。
特に先ほどのような自動車工場では、昼夜を問わずラインを動かしているので健康を害する人もどんどん出てきます。
だから、バックレるようなら担当者に「辞めます」、といえばそれで普通は止められないと思いますよ。
どうしても辞めるなと説得されたら、「次の仕事が決まりましたので」、
でOK。
なにしろ、人生短いですから、嫌ならどんどん辞めて別の派遣会社に登録しましょう。
バックレると損害賠償が発生するのか
さて、日研トータルソーシングをバックレで辞めると損害賠償が発生するのではないかと、おびえている人が多いようです。
いや、そんなことあるわけないじゃないですか。
単なる派遣社員ですよ。
派遣なんてバイトと同じようなものですから、バックレたってなんともなりません。
実際にバックレたことがある私が言うのだから間違いありません。
もし、派遣会社の担当者が損害賠償についてなんか言ってきたとしてもそれは脅しであって、法的な拘束力はありません。
もちろん、労働契約書にバックレたら損害賠償が発生するなど記載があれば別ですが、それでも派遣会社のバックレは日常茶飯事のため、ひとりひとりに損害賠償を請求していたら、裁判費用だけで派遣会社の機能がが停止しますよ。
ただ、普通に辞めるのはいいですが、バックレてしまうと、二度と日研トータルソーシングで働くことはできません。
一時期の逃げたい!という感情にまかせてバックレてしまい、その後の人生をダメにしてしまう人も多いので、ここはきちんと担当者に「辞めます」と伝えましょう。
派遣切りが怖いからバックレル?
リーマンショックやコロナウィルスのように景気が悪化する事件が起こる際に真っ先に頭をよぎるのが派遣社員の派遣切りです。
派遣をやっている人達は非正規雇用なので、会社の売上が落ちると真っ先に契約終了となります。
ただ、すべての人が派遣切りに合うわけではありません。
きちんとしたメーカーに勤めている方はそのまま契約が継続される場合も多いですし、たとえ契約解除されたとしても、日研トータルソーシングがまた別の仕事先を紹介してくれるので問題ありません。
それでも派遣社員が不安という方の場合は、日研トータルソーシングの無期雇用派遣に応募するのをオススメしています。
無期雇用であれば、景気の良し悪しに左右されずにずっと雇用されるので、お給料も払われ続けます。正社員と同じということです。
日研トータルソーシングをバックレた人の体験談
田中健太(仮名)さん28歳
日研トータルソーシングの工場派遣の仕事を、バックレてしまいました。単調な作業と長時間労働にうんざりして、「もっと良い仕事があるはず!」って勢いで辞めてしまったんです。
でも、その後の就職活動は本当にキツかったです。スキルも経験もほとんどなくて、面接ではバックレのことを突っ込まれて不採用ばかり。貯金はあっという間に底をついて、コンビニのバイトさえ見つかりません。
仕方なく実家に戻りましたが、親とはギクシャクして最悪です。ネットで「バックレ 後悔」って検索する毎日です。やっと友達の紹介で小さな倉庫の仕事に就けましたが、給料は安くて将来が不安です。「あの時、ちゃんと辞めていれば」って、今さら後悔しています。計画性って、本当に大事ですね。
松本直樹(仮名)さん30歳
日研トータルソーシングの建設現場の仕事を逃げ出してしまいました。朝早くてキツい仕事に耐えきれず、「もういいや!」ってある日現場に行かず電話も無視したんです。気楽になれると思ったけど、甘かったです。
次の仕事探しは地獄でした。建設の経験しかなくて、でもバックレのせいで派遣会社から信用ゼロ。どこ行っても「前職の退職理由は?」って聞かれて冷や汗です。貯金はすぐ尽きて、仕方なく日雇いの警備員始めたけど、収入不安定で家賃払うのもやっと。
彼女にも「無責任だ」って愛想尽かされました。やっと小さな工務店で雇ってもらえたけど、給料安くて休みも少ないです。「ちゃんと話して辞めればよかった」って、今さら後悔してます。責任感って大事ですね。
まとめ
今日は、日研トータルソーシングをバックレる場合の問題点についてご紹介しました。
とにかくバックレは絶対ダメです。会社にも迷惑がかかりますし、何しろ自己肯定感が下がります。
辞める時はきちんと担当者と相談しましょう。
ただ、派遣会社は日本中に死ぬほどありますので、もちろん日研トータルソーシングにこだわる必要はありません。
また、先ほども述べたように自動車工場のようなハードな仕事をすると、もたなくてバックレる気持ちもよく分かります。
そういうときは簡単な仕事ができる派遣会社に登録しましょう。
簡単な仕事は時給が高くないものが多いのですが、精神的に心安らかになりますし、女子が働いている確率も高いので、仕事もずっと楽しくなりますよ!
派遣会社のバックレについては、合わせてこちらもお読みください。
日総工産をバックレるとどうなる?派遣を辞める前に読んでおこう

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