上京してから転職活動をするか、上京前に転職活動をするかって結構悩む人が多いですよね。
ちなみに、私が上京したときは上京してアパートを確保してから転職活動を始めました。
しかし、途中で貯金が尽きてしまい極貧生活になってしまいました。笑
というわけで、転職活動は資金があるかどうかも結構重要なので、そういったことも踏まえ、転職の流れについてご説明します。
上京転職の流れ① 上京する目的をしっかり決める
当たり前のことですが、どんな仕事をどんな街でやるかを上京前にある程度決めておくことがとても重要です。
あとで話ますが、転職活動には転職エージェントの助けが欠かせません。
その際、やりたい仕事やこれまでやってきた職歴の話ができなければ仕事は絶対に見つからないからです。
漠然と東京で働く、みたいな感じだと転職は成功しないと思っておきましょう。
また、地方の人は東京というか首都圏のでかさをあまりわかっていません。
地方だと車で15分も走ればすぐに田畑が見えるところが多いですが、東京は1時間走っても街中から抜け出すことができないほど広いです。
首都圏は東京、神奈川、埼玉、千葉とまたがっています。
そのため、もしかしたらやりたい仕事は千葉の幕張だったり、神奈川の横浜にあったりする可能性もあるのです。
上京するつもりだったのに、やりたい仕事によっては神奈川に住んだ方がいい場合もあるのです。
そのため、やりたい仕事をきっちり決めて、漠然とでいいのでどんな街に住みたいかも考えておいたほうがいいのです。
上京転職の流れ② 資金を用意する
次に考えておきたいのが転職活動のための資金です。
新卒の学生が地方から東京の会社を受けるのに、すごいお金がかかるという話を聞いたことがある方もいると思います。
電車賃、飛行機代、バス代、ホテル代などなど
転職活動の期間が長ければ長いほどお金が飛ぶように出ていきます。
そのため、上京して転職活動する上で最も重要なのは、短期間で仕事を決めるということなのです。
なお、貯金が100万円以上あって資金に余裕がある方は、とりあえず上京してアパートを借り、その後じっくり転職活動する方がコスパがいいと思います。
ただ、そんな貯金がある方はほんの一握りのはずなので、つぎの転職の流れをご覧ください。
上京転職の流れ③ 転職エージェントに相談する
転職活動は求人サイトを見て応募したり、知り合いの紹介で面接してもらったりといろいろだと思います。
ただ、求人サイトにはデメリットがあるのでご紹介しておきます。
求人サイトのデメリット(1)面接までたどり着けない
普通、求人サイトで気にいった企業を見つけて応募しますよね。
たとえば一番人気があるのは「リクナビネクスト」
ただ、必ずしも面接にたどり着けるわけではありません。
すごい経歴があって企業が喉から手が出るほどほしい人材なら問題ありません。すぐに面接の連絡が来るからです。
ただ、ほとんどの人はそんな高スキル人材ではないはずです。
応募しても応募しても、連絡が来なくて路頭に迷うなんてことも珍しくありません。
むしろ面接までたどり着けないことを想定しておくことをオススメします。
※なお、面接で必ず聞かれるのが「東京で働きたい理由」です。こちらの記事に詳しく書きましたので、理由も考えておきましょう。
求人サイトのデメリット(2)面接の日程調整が難しい
仮に企業から面接してもらえると連絡があったとします。
地方にいて東京の面接を受けるとなると日程調整が難しくなります。
たとえば仕事をしながら企業と連絡して日程調整したりは結構面倒です。
しかも、せっかく上京して面接してもらうなら、1社じゃなくて2,3社まとめて面接してもらった方が移動費も安く済むのでお願いしたいです。
でも、普通複数の会社から面接を勝ち取っても、うまく同じ日程で面接を組むことは不可能に近いでしょう。
そのため、何回も地方と東京を往復してお金が飛んでしまうことになります。
転職エージェントを頼った方が失敗が少ない
こういった求人サイトのデメリットがあるため、私は無料の転職エージェントに転職先を紹介してもらうことをオススメしています。
転職エージェントの良いところは、地方にいながらでも転職活動ができることです。
東京のエージェントが受かりそうな仕事をどんどん紹介してくれて、面接の日程調整も代わりに行ってくれます。
企業の中には地方まで来て面接してくれる会社もありますし、そういった企業ならわざわざ転職活動で何度も上京する必要はありません。
もちろん、とりあえず上京してから転職エージェントを頼ってもOKです。
ただ、それよりも地方にいる段階で転職エージェントに登録して、紹介してもらえそうな企業があるかどうを事前に確認しておいた方が失敗が少ないです。
そこで紹介してもらえそうな仕事がないなら上京自体を考えなおすか、他の転職エージェントに相談するという他の道が見えてくるからです。
全国に転職エージェントは多数ありますが、一番のオススメは何と言ってもリクルートエージェント。
転職実績は41万人と日本ではナンバーワン。
リクルートグループの抜群の知名度を活かして多くの有名企業と繋がっているのが特徴です。
地方では出会えなかったような有名企業を紹介してもらうことも可能です。
上京転職の流れ④ とりあえず上京してウイークリーマンションを借りる
さて、転職エージェントに仕事を紹介してもらい、面接にこぎつけそうなら、その後の転職活動が短期戦になるか、長期戦になるかが見えてくるはずです。
結構簡単に仕事が決まりそうな雰囲気なら、2,3日上京してビジネスホテルに宿泊して転職活動をすればいいと思います。
しかし、転職エージェントと話した感じで転職活動が長期化しそうな場合は要注意です。
だらだらと地方と東京を行ったり来たりして転職活動をしているうちに、資金が底をついたり、東京へ来るという情熱自体がしぼんでくるからです。
そういう方の場合は、思い切って上京してウイークリーマンションを借りることをオススメします。
東京のウイークリーマンションの価格はだいたいこんな感じです。
・1日6,000円
・1ヶ月18万円
3ヶ月以上借りる場合はディスカウントされるのでもっと安くなります。
たとえば、10万円くらいの軍資金で2週間くらいウイークリーマンションを借りて集中的に転職活動をしてみるのもオススメです。
2週間あれば東京の地理的な関係もわかったり、これから働く場所の雰囲気がわかるからです。
なお、私はいきなり上京してアパートを借りることはオススメしません。
というのも、先ほどもお話したように東京は就職先によって住む場所が変わってきます。
家賃が安いからと横浜にアパートを借りたのに、仕事は東京に決まって通勤が大変になったりということは珍しくありません。
もちろん、その逆もあり得るので住む場所は最終的に決めるのが転職の流れとしては重要なのです。
中には社宅がある企業もあるので、先にアパートを借りるのはリスクが大きいです。
上京転職の流れ⑤ 内定をもらったら正式に上京してアパートを借りる
面接を受けて内定をもらったらはじめてアパートを借りましょう。
ワンルームのアパートで家賃6万円だと最初に30万円くらいかかります。
さらに東京で働く上で超重要なのは、仕事先にどの路線の電車で行くかです。
これによってその後の人生が変わるといってもいいくらいなので、慎重に選びましょう。
安いからといって郊外に住んで通勤地獄で死ぬ思いをして、こんなはずじゃなかったと思う人は結構います。
テレビを見ていると東京の人は通勤に1時間以上かけているみたいなことを報道していますよね。
ただ、東京に住んでいる人間からすると通勤に1時間かけている人は完全に人生を無駄にしていると思います。
多少家賃が高くても東京23区内に住むことをオススメします。
通勤時間が30分以内になれば睡眠時間がたっぷりとれますし、自宅で自分の時間もしっかり取れるのでライフスタイルが充実します。
現在東京は23区内に人や物が集中していて、物を買うのも移動するのも様々なサービスが充実しているので、家賃以上のメリットがあります。
また別の機会に書きますが2,30代の方なら23区内の方が若い人の密度が高いので恋愛もしやすいです。
まとめ
ということで、今回は上京して転職活動する流れについてご紹介しました。
私の経験からすると、「とりあえず上京すれば何とかなる」みたいな考え方が一番危険です。
だいたいこういった思考だと何ともなりません。失意のうちに都落ちするのみです。
これから上京して転職しようと考えている方はしっかり計画立てて転職を成功させてくださいね。
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