設備メンテナンスは工場の仕事の中でもちょっと知的な感じがして人気の仕事ですよね。保全士とも言われる仕事です。
ただ、仕事内容はちょっとわからないという方も多いのではないでしょうか。
「きつい」という人もいますが、実際の所はどんな仕事内容なのか、今日はご紹介しますね。
実は保全士は最近工場で引っ張りだこで楽に稼げる大人気の職種なのです!
メンテナンスの役割とは?
メンテナンスは、製品の品質管理といった『製品への信頼を守る』職種です。
工場における品質管理は、製品の管理を任されている生産管理も行いますが、メンテナンスは品質管理の専門職といえます。
生産ラインで不具合が起きないように、常に機械の点検や整備を行っています。
メンテナンスは工場の品質管理だけではなく、設備保全・保守を主とした設備メンテナンスも含まれます。
設備メンテナンスは、建築物の安全性や機能などに問題ないかを確認する仕事です。
一言に「建築物」と言っても様々ですが、家屋や公共施設などの一般の人が立ち寄る所を始め、オフィスビルや工場、発電所などのメンテナンスを行っています。
場所によって細かな業務内容は異なりますが、空調・水度・電気などのインフラ設備や建物の老朽化のチェックや修復が主な仕事になっています。
規模の大きな施設や発電所、工場においてのインフラの異変は、万が一事故が起こってしまった場合被害が大きくなってしまう恐れがあります。
これらが起きないよう、日々の点検や整備はとても重要になります。
設備メンテナンスをきついと感じる人もいるようですが、実は人の安全と信頼を守る、大切な仕事なのです。
メンテナンスの仕事内容とは?
メンテナンスは設備保全とも呼ばれることもあります。
工場などで使用する機械を安全に動かすため、定期的に点検や補修を行っています。
もしも機械が壊れてしまった場合には生産ラインが止まってしまうため、納品先のメーカーにもその製品を求めているお客様にも多大な迷惑をかけてしまうので工場における機械メンテナンスは製品を作るにあたってとても重要になっています。
各工場求人サイトの求人情報を見ていると、この設備保全は大きく2つの作業に分かれていて、それが『事後保全』と『予防保全』です。
・事後保全
事後保全は名前の通り調子の悪くなってしまった機械の原因を突き止め、故障を直す仕事です。
機械の故障には、機械の機能そのものが止まってしまう突発的な機能停止型故障と、部品の劣化などが原因で機械の動作が鈍くなったり性能が落ちてしまう機能低下型故障があります。
前者は突発的なため、事前に発見することは難しくなっていますが、後者の機能低下型故障は定期的なメンテナンスによって早期発見も可能になっています。
また、部品の劣化が原因だった場合には機能が低下してしまう前に新しい部品に交換することで故障を防げます。
・予防保全
生産ラインを止めないためにも、工場の機械を安定して動かし続けるように計画的に点検や修理、部品交換を行うのが予防保全です。
部品の交換の際には、時間の経過や状態を確認をします。
部品は時の経過によってだんだんと劣化してしまう可能性があるため、部品の状態に関係なしに○年使ったら交換する、という劣化する前に部品交換を行う方法と、点検などで部品の劣化具合を随時チェックして必要な部品だけ新しい物に取り換える方法があります。
前者は劣化関係なしに全ての部品を交換する分コストがかかってしまいますが、機械の故障がなくなるというメリットがあります。
逆に後者は機械が故障してしまうリスクが上がってしまうものの、必要な分だけの部品交換なので時間的にコスト的にも工場の負担が少なく済むようになっています。
工場では定期的に予防保全をすることによって、機械の劣化や故障を予防しているのです。
メンテナンスに向いている人は?
機械の構造や知識、品質保全に関する知識が求められるのはもちろん、常に機械の点検や整備を行うため、品質に対する責任感が重要とされています。
工場において、機械はなくてはならない重要なものです。
その機械のことを任せられる分責任感のある仕事ではありますが、同時に派遣であっても誇りを持てる仕事でもあります。
メンテナンスの人が日々の点検を行うことで機械の調子が悪くなることもなくスムーズに生産が行われますし、設備保全にあたってコストを抑えた修理を行うことで会社への貢献にもなります。
また、機械の故障の原因を突き止めて修理が出来るのもメンテナンスの人だけです。
最初のうちは分からないことも多いでしょう。
しかし、先輩からの指導や経験を積むことによって、より正確に故障の原因を突き止められます。
そして、その故障を直せた時の達成感が味わえるのもメンテナンスにおけるやりがいになっています。
メンテナンスに必要な資格とは?
メンテナンスの仕事に資格は必要ありません。
簡単な仕事なら誰でもすぐに働けます。
ただ、取っておけば有利になる資格もありますので一応ご紹介します。
工場の設備保全の場合には、機会保全技能士や設備管理士の資格を取ることができます。
機械保全機能士は、機会単体だけではなく工場や生産ラインにおける設備全体の設備保全の知識や技能を学ぶことが出来ます。
機械の故障や劣化の予防はもちろん、機械の正常動作を維持させるために必要な資格です。
機械保全機能士は国家資格なので、国家試験の学科や実技に合格することで資格を取得出来ます。
企業や団体によっては受験に必要な資金を補助してくれたり、給与に資格手当を受け取ることが出来ます。
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