洗浄といえばバイトの皿洗いのイメージがある求人ですよね。
でも実はいろいろな現場で活躍する仕事なんです。
洗浄の仕事には、未経験でも出来る簡単な作業から、専門性の高い特殊な清掃作業まで様々なものがあります。
今日は高圧洗浄業務を中心にさまざまな洗浄業務の仕事内容について解説します。
高圧洗浄の仕事内容とは
テレビ通販でおなじみの高圧洗浄、壁の汚れや床にこびりついたしつこい汚れを気持ちいいくらいきれいにするので皆さんもご存知ですよね。
実際高圧洗浄機を使ったことがある人は少数だと思いますが、ものすごい圧力で相当がんこな汚れもきれいに落とすことができます。
さて、仕事として高圧洗浄機を使う職場は結構あります。
・工場
・建設現場
・貯水槽
・下水道
・各種配管
・ビル
・コンビニ
高圧洗浄が役に立つ職場としてはやはり落ちにくい汚れが発生する場所がイメージできますよね。
・床の高圧洗浄
建物の汚れやすい床などで特にしつこい場所は高圧洗浄機を使います。場所によってはその後ワックスをかけたりする作業も発生します。
・建設現場の資材洗浄
泥汚れがつきやすい建設現場では高圧洗浄機で足場やショベルカーなどを洗浄することが多くなっています。
・工場内の洗浄
工場によっては油汚れがついたり、泥汚れがつく現場もあり、そういった場所ではベルトコンベアを高圧洗浄機で掃除したり、床を清掃したりする作業が発生します。
また、高圧洗浄機だけでなくブラシを使って清掃するなどの作業も同時に発生することが多いです。
・配水管の洗浄
配水管は様々な建物に設置されていて、定期的にメンテナンスをしないと油などがつまってしまうことが多く、高圧洗浄業者に依頼するケースが多いです。
作業としては汚水を吸引器で吸い取り、その後高圧洗浄機で汚れを落としていきます。
さまざまな配管がありますが、基本的な作業はほとんど同じです。
・道路の側溝清掃
みなさんがよく目にする道路の側溝も洗浄業者が自治体から依頼を受けて時々洗浄していることをご存知でしょうか。
側溝は落ち葉などのゴミが溜まりやすい場所で、詰まってしまうと水があふれてしまうことがあります。
こういった場所でも高圧洗浄機で汚れを落としていく必要があります。
その他の洗浄のお仕事内容とは?
どんなところでバイトの仕事があるかというと。。
・ホテルやレストランなどの洗い場
お客様が使われた食器を洗浄する仕事です。
手洗いすることもあれば、機械を使った高温蒸気の洗浄機で洗う事もあります。
・食品製造工場
製造過程で食品の洗浄や製品を入れるプラスチックコンテナやステンレスコンテナなどを洗浄します。
・病院
病院内で、医療器具の滅菌や清掃を行います。
・クリーニング店
お客様から預かった衣類や布団などを、洗浄します。
・エアコンや配管の洗浄
お客様から依頼を受けて訪問し、エアコン内や配管内を洗浄します。
・コンテナ内の洗浄
貨物船のコンテナやトラックのコンテナなどを清掃・洗浄します。最近では高圧洗浄機を使うことも増えてきました。
・特殊機械の洗浄
工場内にある特殊機械など産業用の機械の洗浄を行います。
高圧洗浄機を使って清掃したりします。
未経験からスタート出来る仕事もある
清掃の仕事の中には、未経験でも就業出来るものが多くあります。
そのため、アルバイトで初めて仕事をされる方でも安心して働くことができます。
ですが、細心の注意を払って正確に業務を行うことが大切です。
例えば、病院の医療器具などの洗浄の場合、しっかりと滅菌が出来ていないと感染症などの大きな事故に繋がる危険性もあるので、ミスは絶対に許されません。
また食品は、洗浄が不足していると異物混入の事故にも繋がり、消費者からの信頼を失うことにもなりかねます。
資格がなくても就ける仕事の方が多いですが、経験者は任せてもらえる業務の幅が広がるので、アピール出来ます。
どんな人が向いている?
清掃の職種は様々ですが、立ち仕事も多く、それなりの体力も必要です。
清掃業務であるため汚れることもあったり、現場によっては臭いがきついところもあります。
そのような作業に抵抗のない人が良いでしょう。
キレイにすることが仕事なので、誰が見ても汚れていると思わない細やかな部分の汚れに目が届く人や、キレイ好きの人、また単調な作業をコツコツと早く確実にこなせる集中力のある人に向いているでしょう。
反対に大雑把で掃除が苦手な人には不向きかもしれません。
昔は洗浄の仕事といえば嫌われたものですが、最近では職場環境の改善も進んでいるので先輩たちもかなり親切に仕事を教えてくれるところがほとんどです。
というのも、最近の人手不足もあり、こういった洗浄のバイトに応募してくれる人は貴重な存在なので大切に扱われることが多いのです。
また、正社員で働く人のためにきれいな寮やアパートが用意されることも多くて、お金がない人にとってはとても働きやすい会社が増えています。
こんな経験や資格が活かせます
経験者はもちろんですが、検品作業の経験がある方は、優遇されることもあります。
例えば軽作業などで検品をしていた人なら、欠陥品をすぐに見つけ出すスキルに優れているので、細かい所にも目が行きやすく、洗浄のお仕事にも経験を活かすことが出来ます。
また産業用の特殊機械の洗浄の仕事には、高度な知識と技術が必要です。
そんな中、注目されているのが、「産業洗浄技能士」という資格です。
産業洗浄技能士の資格があれば、公共設備の洗浄業務の中でも専門性の高い洗浄作業が出来るようになります。
産業洗浄技能士は国家資格の技能検定の1つであり、資格を取得すれば法律に基づいて、産業洗浄技能士を名乗ることが出来ます。
産業洗浄技能士はどんな仕事をするの?
工場などで使われている特殊機械を種類に合わせて、専門的な洗浄技術を使って洗浄する仕事です。
例えば、公共施設の上下水道の配管やタンク、金属の熱処理に使われる「加熱炉」、物を加熱もしくは冷却する「装置交換機」など設備内の洗浄を行います。
様々な種類の高圧洗浄機を扱い、化学洗浄の知識と技術を利用し、洗浄のプロフェッショナルとして活躍することが出来ます。
資格を取ってスキルアップすれば生涯のキャリアに繋がる
産業洗浄技能士検定は、「中学を卒業してから3年以上」、「仕事として産業洗浄の経験があること」が受験資格となっています。
多くの企業も重視している資格で、受験費用を全額負担してくれる企業もあります。
そしてこの資格を一度取得すれば、一生使える資格となるので自分自身のスキルアップにも繋がります。
資格取得をバックアップしてくれる企業もあるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
産業洗浄技能士の資格を取得すれば、チームリーダーや責任者として抜擢される可能性があります。
専門知識を持つことで仕事に対する姿勢が変わったり、自分への自信にも繋がるでしょう。
洗浄作業のやりがい
汚れていたものがキレイになると心もスッキリして達成感を感じます。
キレイになった瞬間を見たお客様の喜ぶ顔を見るとやりがいを感じることが出来ます。
洗浄・清掃に関する知識も身に付くので、日常生活にも活かすことが出来ます。
汚れの細部や細かな所にまで目が行くようになり、正確性が身に付きます。
洗浄作業の難しさや厳しさ
業種にもよりますが洗浄が不足すると、機械の故障や、事故、信用の喪失にも繋がることもあり、ミスが絶対許されないため注意を払って確実に仕事を行わなければなりません。
体を動かしたり、中には重労働もあるため、体調管理は徹底して行う必要があります。
特殊な機器の洗浄を扱う場合や医療機器の洗浄など、危険物に触れると、感染症を引き起こすリスクもあるため、細心の注意を払わなければなりません。
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