塗装工というとこの写真のようにハケでペンキを塗るというイメージですが、これはちょっと昔の話。
もちろんビルや住宅の外壁の細かい部分はハケで塗装しますが、現在は塗装といえばスプレー塗装のことを言います。
プラモデルをやったことがある人は、小型のスプレー塗装で遊んだ経験があると思いますが、思ったように鏡面仕上げで塗装できたときのあの感動はたまらないですよね。
今回はそんな塗装を仕事内容にするお話です。
未経験からでも結構稼げる仕事なので、お仕事の見つけ方も一緒にご紹介します!
塗装の仕事内容とは?
マスクをつけてちょっと苦してきついイメージのある塗装の求人ですが、どんな仕事内容なのでしょうか。
工場内での塗装の仕事というのは、製品や部品に塗装を施していく仕事となります。
その製品に合わせて塗装材を変えたり、塗装の方法を変えるなどの作業を行います。
・金属や木材などの塗装
金属製品や木材製品、もしくはこれらの材質の部品に対して塗装を行っていきます。
ただ単に色を塗るだけではなく、様々な効果を発揮しています。
例えば、金属は放置しているとすぐに錆びてきてしまい、せっかくの製品もすぐにダメになってしまいます。
そのようなことが起こらないように金属に塗装を施すことでコーティングし、錆びないようにしているのです。
木材の場合は腐ったり劣化してしまわないようにするために塗装が行われ、さらに木材が使用されている家具は木の素材を活かしつつ塗装することで、木材を使用していることによる温かさやナチュラルな雰囲気を壊さずに、長く持つようになります。
・自動車やバイクなどの乗り物の塗装
自動車やバイクに施されている塗装も工場で行われます。
新品の場合はパーツごとに塗装が施されてから組立となります。
新品だけではなく事故などによって車やバイクが破損してしまった時に修理後塗装を施すことがあります。
修理での塗装では他の部分と色を合わせていく必要があり、それによって車やバイクに付いているキズが目立たなくなるのでかなり繊細な技術が必要になります。
主に工場で行われる塗装をご紹介しましたが、この他にも建物や家などの塗装などがあります。
塗装はどんな流れで行われる?
塗装の仕事は主に3つの工程に分かれ、行われています。
・下地作業
下地作業は塗装前の準備をする工程です。
塗装を施す箇所にヤスリなどを使って表面の凹凸を削り、塗装がキレイに付くようにしたり、表面にパテを塗って塗装前の下塗りをしたり、錆が発生したり素材が水に強くなるように錆止めや耐水性を高める加工を行なうなどの作業を行います。
また、塗装材が飛び散って塗りたくない場所に付かないようにするため、マスキングテープなどを使って塗りたくない部分を隠していきます。
・塗装作業
マスキングを貼り下準備された製品や部品に色を塗っていきます。
各製品・部品によって塗装方法や塗装材は異なりますが、共通して言えることは、どの塗装方法や塗装材でも周りの部分と馴染むように塗装を施さなくてはなりません。
最初はなかなか難しいですが、経験を積み慣れてくると少しの色の変化にも気付き対応することができるようになります。
・磨き作業
塗装を施し、乾いたら表面をヤスリで磨き整えます。
この磨き作業によって塗装後の製品にツヤが出てくるのです。
また、品質にも影響が出るため、非常に重要な工程となります。
塗装工の仕事は未経験者にはできない?
塗装というと専門的な知識が必要で難しいイメージもありますが、実は未経験者でも十分活躍できる仕事となっています。
塗装の仕事が初めてという方の場合、塗装補助の仕事になることが多いです。
塗装補助では塗装前に塗りたい部分以外を隠し、塗装材が飛び散らないようにする養生を行うなどの作業や、実際に塗装のサポートや自ら塗装することもある仕事です。
塗装補助なら初めての方でも先輩から習いながら仕事が出来ますし、特に専門的な知識もいりません。
塗装の仕事に向いている人は?
塗装の仕事に向いている人は、まず自動車・バイクの製造工場では自動車やバイクの部品に塗装することになるので、自動車やバイクが好きな人にはその知識を仕事にも活用することができます。
また、好きなものと関わりながら仕事をすることで楽しく長く続けられるでしょう。
次に丁寧な作業ができる人が向いていると言えます。
何故なら塗装はかなり繊細で丁寧な仕事が要求されます。
塗装にムラが出てしまうと、品質が落ちることにもつながりかねません。
そのため作業を丁寧に行うことができる人が向いています。
趣味のプラモデル作りで細かな色付けをしているという方や、女性でも塗り絵で細かな部分まで塗る必要がある大人の塗り絵など、繊細に作業をこなす方にオススメです。
最後に集中力を切らさず没頭することができる人が向いています。
これは色の調合一つとっても周りと馴染むように微妙な色合い出していく必要があり、色の調合だけで時間が掛かってしまうこともあります。
同じことが続くとどうしても作業も疎かになってしまうので、集中力は非常に重要となります。
塗装補助の場合も、上記と同じように繊細な作業ができる人や集中力の続く人は重宝され、長く続きやすいです。
塗装は仕上がっていく様子をすぐに確認することができるので、出来上がっていく姿を見るとそれがやりがいにもつながります。
塗装工と言っても上記にあるように様々な塗装方法などがあるため、色んな塗装の技術を身に着けることができれば、キャリアアップを望むことができる求人といえるでしょう。
塗装は未経験という方も挑戦してみてはいかがでしょうか。
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