皆さん、今日もお仕事探していますか?
よい求人はみつかりましたか?
今日は人材ビジネスに関わっている当サイトの管理人が、求人サイトでよく使われている言葉についてご説明しますね。
求人情報を見ていてこんな言葉に気づいたことはありませんか?
「20代女性活躍中」
え?かわいい子がいっぱいいるならオレも応募してみようと思っているそこの男子、ちょっと待って下さい。
実はこの言葉、こんな意味が隠されているんです・・
求人情報のキーワードは要注意
まず求人情報を読むときに気をつけたいところは、仕事内容とか条件とかいろいろあると思いますが、もっとも頭の隅においてほしい点があります。
それは、求人情報とは企業の思惑がいっぱいつまった情報ということ。
企業の人事担当者は一つの求人情報にたくさんお金をかけて求人サイトに掲載しています。
掲載をお願いしている求人サイトも一つではないことが多いですし、ハローワークにわざわざ足を運んで掲載してもらっていることもあります。
自社のホームページに掲載することもありますので、その場合は制作会社に保守費用を払っているかもしれません。
つまり、求人情報には多額のお金と労力がかかって掲載されていることをおわかりいただけたかと思います。
ということは、無駄な応募はしてほしくない!
これはどの人事担当者も考えていることなのです。
とにかく求人情報をしっかり読み込んで本当に自分がその会社に求められていると確信したときだけ応募してほしいのです。
もちろん、誰でも応募OKみたいな仕事もたくさんありますが、本当に誰でもなのか文面をよく見てみましょう。
20代の若者に応募してほしい中高年は応募してほしくない
先ほどの企業の人事担当者の思惑をご理解いただけると、今回ご説明する「20代女性が活躍中」という言葉の意味についておわかりいただけるのではないでしょうか。
基本的に「20代女性が活躍中」と記載している場合は、20代の女性しか応募してほしくない!のです。
求人情報にはいろいろなルールがありまして、最近では募集対象の年齢を記載することが禁じられています。
もし対象年齢を記載する場合は、その理由を明記しなければいけないのです。
たとえば、社内の給与規定などがあって30代はぐっと給与があがり、20代の子との給与バランスが取れないなどの場合は記載も可能です。
しかし、実際には対象年齢を求人に書くことはほとんどないと思いますので、人事担当者としては「20代女性活躍」と書いて、暗に20代の女性以外はお断りですよ。
と伝えているわけです。
たとえば、「一般事務で20代女性活躍中」と書いてあれば、以下のような人事の思惑が推測できるわけです。
・かわいい女の事務員を採用して社内の男性もやる気が出るようにしたい
・給与を抑えたい
・若くて素直な子を自分の会社の色に染めたい
女性が絶対ほしい男性は応募しないでほしいは本当か?
ただ、仕事の内容によってはこの思惑がことなる場合もあります。
倉庫の求人などで「20代女性活躍中」を記載してあった場合です。
これは確かに20代女性がやりたがらない仕事なので、こういった年齢の女性にも来てほしいという思惑なのですが、暗に男性を呼び込んでいるためでもあります。
その場合は「20代男性女性活躍中」などという記載になっているかもしれません。
女性が働いている職場ならなんとなくハードな仕事じゃないだろうなという想像が応募する男性の側にも働きますし、何しろ出会いがあるかもしれないと考えたりするかもしれません。
まとめ
いずれにしても職種を見て、一般的な感覚で20代女性しか働いていないだろうなと思われる仕事にこの「20代女性活躍中」があえて記載してあったら、男性はもちろん30代以上の方も絶対に応募しないようにしましょう。
・一般事務
・営業事務
・受付
・アパレル販売(若い系のブランド)
たとえばこういった仕事です。
これらは一般的に考えて20代女性が多く活躍している分野ですよね?
こういった仕事はそれ以外の方は無駄に応募してほしくないという人事の思惑があるのです。