
こんにちは。発達障害(ADHD)の傾向があり、精神科に診断を受けたら発達障害を診断された方は社会人になってから多いと思います。
これまで、普通に働いていて発達障害を診断された場合、職場に報告するかどうか迷いますよね。
そんな方のために、今回は
- 一般就労と障害者雇用の違い
- 一般就労で障害をカミングアウトできる?
- カミングアウトすることのメリット・デメリット
- 私が今、発達障害を診断されたらこうする
- 副業も探しておきましょう
- カミングアウトはメリットもあるが、デメリットの方が多い
こちらの内容を紹介していきます。一般就労で働いていて「私は発達障害の可能性があるかも」と悩んでいる方はで是非、参考にしてみてください。
一般就労と障害者雇用の違いは?
一般就労と障害者雇用の違いを一言で表すと、「障害に対しての合理的な配慮があるかどうか」だと私は思います。
一般就労は合理的配慮がなく、仕事量も多く責任が重いです。ですが、障害者雇用は雇用する側が障害に応じて、合理的配慮をすることが義務付けられています。
私の場合は、このような合理的配慮を受けています。
- レジや商品の注文など、変化に波がある仕事は避ける
- 清掃や品出しなど、特性を生かせる仕事を主に行う
- ミスをしたときは慌てないように催促
- 曖昧な指示はなるべく出さず、指示は明確に
このような合理的配慮を会社の上司がしてくださってるおかげで、私は安心して働けてます。
仕事も2年4ヶ月続いています。
合理的配慮は、障害者雇用で働く上で大事な要素です。合理的配慮があるかないかで働きやすさが、ぐっと変わってきます。
一般就労で発達障害を診断されたら報告すべき?
一般就労で働いていて発達障害の特性で働きづらくなり、病院に行って診断された場合どうすればいいか迷いますよね。
その場合、きちんと報告するべきだと私は考えています。
なぜなら、報告することで我が身を守ることになりますし、場合によっては、現在働いている会社での働き方も変わってくると思います。
ただ報告することは義務ではありません。
- 一般就労でも発達障害の特性が活かせる職業についている
- 仕事が上手くいかずに体調を崩し、退職を考えている
こういった場合は、報告する必要はないと思います。当事者のその時の状況に応じて対応していくことをオススメします。
発達障害をカミングアウトすることのメリット・デメリット
ここでは、発達障害を診断されて会社に報告することのメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット
・苦手な仕事をなるべく減らしてもらえ、働きやすくなる
発達障害を診断された場合、 苦手な仕事を減らされて仕事をしやすい環境を周囲が作ってくれます。
それによって、仕事の負担やストレスも診断前に比べて減ることは間違いないでしょう。
働く上で「仕事をしやすい」と思えるかどうかというのは重要なポイントです。
だからこそ、働きやすくするように行動していきましょう。
・部署を変えてもらえる
会社にもよりますが、多くの部署で編成されている会社だと発達障害当事者に合った部署に配属される可能性もあります。
その場合、カミングアウトする際に発達障害がどんな障害でどんな特性があるかをしっかりと伝えることが大事です。
診断後に、自分なりに「発達障害とは何か?」みたいなテーマでプレゼン資料みたいなものを作るといいかもしれませんね。
デメリット
・退職を促される
発達障害の診断を受けた後に報告した場合、退職を促されるケースがあります。
なぜかと言いますと、発達障害の診断を受ける前に発達障害の特性で多くのミスを引き起こして人間関係の悪化やうつなどの2次障害の発症、信用の失墜などで会社に迷惑がかかってしまうからです。
このまま、働いてもお互いが不幸になるのは正直つらいですので退職させる方向で考えるのは仕方のないことかもしれませんね。
・周囲からの理解が得られない可能性も
もし、発達障害をカミングアウトしても仕事で配慮してもらえるとは限りません。
発達障害に関して、未だに「甘え」や「努力不足」など本人に対して言ってくる人もいますし、発達障害者を標的にしてパワハラなどしてくる人もいます。
日本は同調圧力が根付いている国でもあるので、発達障害に関して理解を得られるのはまだまだ先になりそうですね。
・発達障害を報告する際のポイントは?
発達障害を報告する際にもポイントがあります。
それは「会社で働く人の人間性が良いかどうか」です。
何故なら、厳しい体育会系で精神論を振りかざしたりする上司に話しても理解が得られない場合が多いからです。
体育会系の上司は精神論で仕事がどうにかなっていると思っていることが多いので、そういった上司が多い職場でのカミングアウトは避けて、退職することをオススメします。
逆に、人間性がしっかりとしていて相手をきちんと理解してあげられる会社だと発達障害をカミングアウトしても大丈夫なケースがあります。
それでも、ダメだった場合は障害者枠で働く方向に変えていきましょう。
私が今、発達障害を診断されたらこうする
私がもしも、一般就労で働いていて発達障害を診断されたら職場を辞めて、生活保護をもらいつつ就労移行支援事業所に行くという選択をすると思います。
なぜなら、適職を探すにはそれが一番の最善策だと思いますし、そのまま一般就労で働いていても体を壊してしまう可能性があるからです。
就労移行支援事業所ではパソコンや道具を使った軽作業、実習など様々な訓練を通して適職を探せます。
また、就職した後も就労移行支援事業所のスタッフが定期的に職場に訪問して、会社の人や当事者とコミュニケーションを取って働きやすい職場になるように改善していけるからです。
発達障害者が自分にとっての適職を探すには就労移行支援事業所がベストだと私は自信を持って言えます。
副業も探しておきましょう
発達障害者は副業をやっておくこともオススメします。
もしも、会社で仕事が上手くいかずに二次障害でうつ病を発症し、働けなくなった場合など収入が無くなってしまいます。
そんな時に副業があると、収入が無くなってもそちらで稼げるケースもあるので副業でお金を少しでもいいから稼ぐようにしておくといいですよ。
今の時代、クラウドソーシングなどたくさんの副業があるので好きな副業を見つけていきましょう。少しでも多く、頼れる場所を探すことが生きる上で必要ことです。
カミングアウトはメリットもあるが、デメリットの方が多い
今回、発達障害をカミングアウトすることに関してのメリット・デメリットを紹介しました。
発達障害をカミングアウトすることは、どちらかというとデメリットの方が多いです。
発達障害を診断された後にカミングアウトすることは間違いではありません。
ですが、当事者の意見を調べてみると、退職することを催促されたり発達障害に対して「そんなのは甘えだ」という暴言を吐かれたケースが多く見られました。
そのため、診断後は退職してから収入を確保しつつ適職を探すというやり方を選んだほうが一番いいかもしれません。
世の中には仕事がたくさんあります。
その中でも、発達障害を持っている方でも自分にあった職業は必ず存在します。
発達障害を持っている私でも楽しく働けているから、この記事を読んでいるあなたにも素敵な仕事に出会えますよ。
これからの人生が素晴らしいものになることを心から祈っています。
なお、これまでどこかの企業に勤務したことがある方は、障害者雇用専門の転職エージェントの登録もオススメできます。
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