上京して働く時に必ず面接で聞かれるのが、「なぜ東京で働きたいか」その理由です。
東京への漠然とした憧れや、プライベートでやりたいことがある人も多いと思いますが、面接では仕事にフォーカスして理由を話す方が効果的です。
特に東京でどんな風に働きたいかをまとめてない方は、以下のポイントを参考に考えておきましょう。
東京でどんな仕事で働きたいかを一番に理由を考える
面接官の気持ちになって考えたときに、地方から上京してくる方を採用するのはちょっとリスキーです。
というのも、「本気」が見えないから。
面接官は過去の経験から、結局上京するのを諦めたり、上京して働きはじめたはいいけど仕事になじめず辞めてしまう若者をたくさん見てきています。
だから上京する人達に対してちょっと慎重なのです。
そのため、東京に対する憧れはちょっと封印しましょう。
そして、どんな仕事をしたいか、どんな風に将来なりたいか、その理由を話せるようにしておきましょう。
重要なのは面接官にご自身の将来像を見せてあげることです。
・具体的なやりたい仕事を話す。
・地方で身につけたスキルをアピールしつつ東京でどう活かすかを話す。
必要なのはこの2点です。
どんな仕事で、どんな風に進化するかを説明しましょう。
具体例をご説明しますね。
たとえば、地方の小さな制作会社で編集の仕事をしていた方が、上京して転職する場合の理由です。
元地方編集マンの上京して働きたい理由例
「地元ではタウン誌の編集部で働いていました。地元の情報を取材して冊子としてまとめる仕事です。写真やライティングも自身で行いながら編集のすべての工程を身につけています。この仕事のお陰でフットワークが軽くなって、情報への感度がとてもあがったと思います。また読者が何を求めているかを常に考えながら行動できるスキルも身についていると考えています。
ただ、これまで勤務していた地元の制作会社では紙媒体の運営が中心で、ネットやSNSを活かした情報発信という点が遅れていました。
紙媒体とネット媒体を相互に活用しながら情報発信するのが本来のメディアのあり方だと思っていますが、地元ではそれがかないませんでした。
そのため、上京して様々な媒体を横断的に活用して情報発信をする御社のような企業で働くことが目標です。特に御社が運営されているようなネット媒体であれば、これまで培った編集技術が活かせるため、私としても非常に成長できる余地があると考えています。」
ここで重要なのは、
これまでの仕事をアピールしつつ、さらに成長の余地があるという説明をすることです。
上京して働きたい理由として「今後の成長」が見えることは、面接官にとっても好印象になるはずです。
面接先の企業で働きたいことをアピールする
そして、面接官が心配するもう一つの理由として、上京が単なる憧れになってはいないかという点です。
この点も上京がゴールではなく、面接先の企業に勤務したいことが理由という風にしましょう。
そのためには、企業研究が欠かせません。
転職のためには複数の企業の面接を受けるはずですが、第1希望以外の企業のこともしっかり調べていきましょう。
ネットで調べれば企業の情報はいくらでも出てくるはずです。
そこで気をつけるポイントは、その企業がこれからやっていこうとしている事業と自身の仕事をシンクロさせて語ることです。
面接官は先ほどもお話ししたように、「成長」が見えることを好みます。
それと同時に会社の将来の事業と合致している人物かをよく見ています。
人を採用するときは欠員補充という面もありますが、20代、30代の方を採用する際は将来の幹部候補としてふさわしいかも見ているからです。
将来会社が大きくなったときのポジションが見えると内定を出しやすいと思いますよ。
たとえば、
人をまとめるのが上手いひとは営業部長や役員候補になります。
物作りや技術力がある人は制作部門のトップとして会社を引っ張ってくれることを期待されます。
部長になりたいとか役員になりたいとかは自分では言わなくてもいいです。
ただ、そういう素養があることを上京して転職する理由の中にもぐりこませておことは重要です。
そもそも上京して転職をするくらいだから「ガッツ」があるはずです。
「ガッツ」があることは仕事に限らず人生のすべてにおいて物事を良い方向に導くために必要な素養です。
そのため、東京で働きたい理由として
「上京してまで転職するガッツ」をそれとなくアピールすることは大切だと思っています。
何も大きい声をだせとか、たくさん残業しますとか、そういうことをいっているわけではありません。
必要なのは、
「仕事を通して求められる成果について諦めずに完遂できる」点をアピールすることです。
他人の見せるガッツは魂を揺さぶるので、きっと面接官の心を動かせるはずですよ。
上京する日程や転職して働き出すスケジュールを明確にする
そして、仕事のこと以外で大切なのは、「本当に上京するのか」をはっきりさせることです。
面接官は上京すると言って上京しないことをとても恐れています。
まだ上京前で東京で面接を受けている段階の方は、いつまでに上京するのか、いつから働けるのかを明確にしておきましょう。
「すでに前職を退職していて1ヶ月後には引っ越し予定」
このようにすでに上京して働くことに向けて動き出している方は、東京で働きたいという気持ちが目に見えるため内定を勝ち取りやすいですよ。
転職時の面接サポートは転職エージェントに任せた方がいい
さて、このように上京組が転職市場で自身をアピールするためには、東京で働きたい理由を明確にして伝える必要があります。
しかし、はじめての上京でしかも初めての転職だったりすると、うまく転職理由を説明できない場合もあります。
しかも上京を予定しての面接は結構に日程的にもハードです。
そのため、当ブログでは上京して転職を考えている方は無料の転職エージェントに頼ることをおすすめしています。
登録するなら全国に営業所を持っている大手の転職エージェントにしましょう。
全国規模でサービスをしている企業は、東京に出てくる前に地元で相談に乗ってくれます。
地元の営業所で上京後の転職先の紹介や、面接の日取りなどを調整してくれます。
もちろん面接の際の「東京で働きたい理由」について、どんなことを話せばいいかもアドバイスしてくれます。
また転職先企業の中には、地元で面接をしてくれる企業も少なくありません。
東京は人手不足のため、上京して働いてくれるなら企業側もできるだけサポートしたいという思いがあるからです。
なお、転職エージェントの良いところとして、非公開求人というのを大量に持っているところにも特徴があります。
なんで非公開かというと、応募が殺到するような人気の求人のため外に出さないで、おすすめしたい人だけに紹介しているからです。
都内に転職エージェントは多数ありますが、一番のオススメは何と言ってもリクルートエージェント。
女性や職歴が無い方やとりあえず上京派は派遣がオススメ
職務経歴がアルバイトくらいしかなく、正社員での転職が難しそうな方は、派遣登録して事務などの簡単な仕事を紹介してもらいましょう。
派遣登録もやはり大手のリクルートスタッフィングをオススメしています。
スカウト機能あり!自分で仕事を探したいという方はリクナビネクストがオススメ
転職コーディネーターに相談するより自分のペースで自由に仕事を探したいという方も多いと思います。
そういう場合は大手求人サイトのリクナビネクストがネームバリューもあり、また求人数も多いので安心です。
また、リクナビネクストはスカウト機能があり、登録しておくと有名企業からオファーがある場合もあります。
まとめ
ということで、今回は転職で上京するときに考えておきたい東京で働きたい理由について解説しました。
上京する方のほぼ100%が東京へ憧れているからというのが本当の上京理由かもしれません。
それでも転職は自分対会社の関係なので、どんな仕事を東京でやりたいかをしっかりアピールするようにしましょう。
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