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鋳造の仕事内容 3K職場きついって本当?

鋳造イメージ

時々目にする鋳造の求人情報。

あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、日本の製造業において昔から加工技術として取り入れられている鋳造は、私達の生活の中でとても大切な仕事の一つです。

3Kとかきついと噂もありますが、具体的にはどんな仕事内容なのでしょう?

 鋳造ってどんな仕事?

鋳造は高熱で溶かした金属を鋳型と呼ばれる型に流し込み、それを冷やすことによって固めて製品を作る加工技術です。

どんなものに利用されているかというと、

例えば自動車のモーターやエンジンなどを作る際に鋳造の技術が利用されています

どんなに複雑で巧妙な形をしていたとしても、型があればいくつも製造することが可能です。

鋳造には様々な工法がありますが、どんなものを作りたいのか、どれくらいの量を作るのかによってその工法は異なってきます。
例えば、砂型を使った工法では砂を固めて作った型に金属を流し入れて固まったら型を壊して鋳物を取り出します。

形を変えられやすく、コストも抑えられるというメリットがあるのですが、一度鋳物を作ってしまうと型を壊さなければならないため、同じものが作りにくいというデメリットがあります。

金型を使った工法では砂型とは違い、型を何度も使うことができるので同じものをいくつも作りやすいというポイントが挙げられます。

ただし、金型自体のコストが高いということや形は変えることができません。

とても小さな細かいものを鋳物で作る場合にも特有の工法があります。

一つはロストワックス法と呼ばれる熱で溶かしたろうを金型に流して模型を作って、その模型を使って鋳物を作るという方法があります。

もう一つはシェルモールド法と呼ばれる工法で、貝殻のように二つに分かれている鋳型から製品を作り出すことができます。

それぞれ工法は製造する物などによって異なり、大きさなども製品によって異なるため、同じ鋳造だとしても仕事の幅はかなり広いと言えます。

鋳造ではどんな作業を行なう?

鋳造の仕事は主に鋳込み作業、型枠外し、混練装置オペレーターに分かれることになります。

まず鋳込み作業では金属を溶解炉で溶かし、鋳型に流し入れます。
柄杓を使って型に流し入れたり、とても大きなものを作る場合はクレーンを使用して金属の入った大きな器を巨大な型に流し入れることができます。
流しこむ前の溶けた金属はとても熱く、1300度以上になるものもあります。

普通だと熱くてダウンしてしまうかもしれませんが、作業時は防護具などの耐火性に優れたものを着用しているため安全に仕事を行なうことができます。

これらの作業をきついと言う人もいるかもしれませんね。

次に型枠外しは、金属を型に入れて冷やした後、型から中の鋳物を取り出す仕事です。

丁寧に扱わないと傷が付いてしまう恐れもあるので、慎重な作業が必要となります。

後は混練装置用のオペレーターです。

今まで紹介した二つの作業は経験者じゃないと難しいものばかりでした。

しかし、混練装置のオペレーターは未経験者や初心者の方も利用することが出来ます

この作業は鋳物に使う砂を練るための装置を使用する大切な仕事で、装置に材料を入れたりきちんと機械が動作しているかを確認します。

鋳造には資格は必要?未経験者でも大丈夫?

上記にも書いたように、未経験から始められる仕事もあります。

最初は混練装置のオペレーターから入り、次に鋳造の補助をしつつ、鋳造のやり方を覚えていきます。

特に資格が必要というわけではありませんが、鋳造は国家資格となる鋳造技能士を取得しておくと就職や転職でも有利となり、それなりに規模のある企業で働く際はこの資格を取得しておくと良いでしょう。

ただし、資格を取得するためには実務経験が必要となります。

鋳造はどんな人に向いている?

鋳造という仕事はモノづくりの中でも精密さが際立つ仕事です。

例えば砂の種類や型、材料の配合、熱処理、温度や湿度など、様々な要因から製品の仕上がりが全て変わってきてしまいます。

そのため自分が思った通りのものを作るためには、何度も何度も経験し体に覚えていくことが大切なのです。

ですから、モノづくりに対して、そして自分の技術が高まることにやりがいを感じる人が向いていると言えます。

また、周囲への気配りが出来る人は向いています。

どうして鋳造と周囲への気配りが関連しているのかというと、工場内は常に温度が高い状態の中で仕事をこなしていく必要があります。

安全管理が大切ということもあり、自分はもちろん他の働いている人への安全確認はとても重要です。

さらに鋳造というと職人が黙々と作っているイメージがありますが、他の従業員や違う部署の人と話すことで連携をとることができるようになります。

連携を取っておけば効率よく仕事もこなすことができるようになるので、より鋳造に向いていると言えるでしょう。

とても大切な鋳造の仕事は、日本のモノづくりを支え続けているのに、普段の生活ではなかなか感じられないこともあります。

もしも鋳造という求人が気になったらまずは工場まで見学に訪れてみてはいかがでしょうか。

以上、鋳造の仕事内容でした。

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